第六章『fatigue from various』

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帰るやいなや、ばあちゃんが… 「陽太ぁ、日奈(ひな)のオムツが無くなったから買ってきて頂戴」 “日奈”は俺の妹のことだ 「…………は?」 それなら携帯に電話してくれよな… 帰りにベビー用品の店通ったぞ 俺はため息をつきながら外に出ると あたりはすっかり暗くなっている さっきまで結構明るかったのに、はやすぎじゃないか? まだここら辺の道なれてないから暗いと ―――道、わかんねぇよ… どうしようか?
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