第六章『fatigue from various』

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「わたし……行こうか?」 その声は ………美月? 「いや、でも危ないし…」 「大丈夫だよ この辺りは安全だしね」 「でもさ…!やっぱ悪いし」 その終わりのない問答にばあちゃんが割って入ってきて 「だったら一緒にいけばいいじゃない?」 そういったばあちゃんは、うっすら笑いを浮かべている それはそうなんだけど…… やっぱり夜遅いのに男女一緒ってなんか… うまいこと言えないけどアレだし――― 「じゃあそうしよっか」 ―――って、いいのか?
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