真っ白の部屋で

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母さんはちょうど昼食だった。 母さんは味噌汁を片手に、「ひとりで来たの?」と言う。 僕は頷きながら 花を差し出した。 母さんは歓喜の声をあげる。 「こんなに立派に咲いたのね。」 柔らかく朗笑しながら 母さんは語りだした。
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