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結局とんとん拍子に事が進み、私・華南・西木・天野君・白河君と帰る事になった
私的にはかなり不本意ですが
「桂川さん、君帰宅部だったよね」
「はぁ、そうですけど」
私は基本部活嫌いなので帰宅部所属だ
「実はさ、一日でいいから剣道部のマネをやってくれない?」
「はぁ……Σはいぃぃぃ!?」
衝撃的なお言葉に私は固まった
「でも確か剣道部にマネ居たよね~」
「辞めて貰った、平部員に仕事押し付けたのが分かってね」
華南と天野君の会話に我を取り戻すとすぐさま反抗した
「待て、なんで私なんですか!?確かに帰宅部で暇人だけど帰宅部所属なんて他に居るし希望者をマネにすればいいじゃないか!!私は貴重な高校生活を楽しみたいんだから他を当たれ!!」
一気に話して酸素不足になってると西木がご丁寧に説明を始める
「確かに三咲の意見は正当だが、希望者集めたら全員時雨ファンの奴ばかりで時雨に優しく時雨以外は放置状態だ。だからこそお前だ!三咲なら安心だと俺が時雨に薦めた(笑)」
テメェ…
私は西木に蹴りを食らわした。
なんて事しやがった馬鹿野郎!!
「桂川さん…頼む」
そう言いながら微笑む天野君
これがファンなら卒倒モノだが…
なんですが怖い、その有無を言わせない目は
『やらねぇと分かってるよなゴラァ』
と言ってまっせ!!
「やだなぁ、酷い言われ様だよね~……やるよね(黒笑)」
「全力で頑張さして頂きます!!!」
私は強き者に逆らう程馬鹿ではない
こうして地獄の日を想像しながら私は家に帰った
その前に西木に八つ当たりをして
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