圭の1日

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 お目当てのガンプラなどを買いホクホクの僕はバイトに行くため駅に向かった。  帰宅ラッシュの中、駅のホームを歩いていると、向かい側から一際背の高い男が歩いてくる。 足の長さに目を引かれた。 コスプレが似合いそうだと感心していたら、すれ違う時にガンプラの入った紙袋が男にぶつかってしまう。 圭「すみません。」 男「いえっ。」 僕はそれだけ言って歩きだした。 目の前の電車に乗ろうと急ぐ。 その時、声をかけられた。 男「あの、落ちましたよ。」
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