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季節は春。 心地良い風が肌に当たる。 桜は少し枯れつつあるがまだ咲き誇っている。 そんななか一人の少年が目を覚ました。 少年の名は綾瀬隼人。 今日都立山陽高校に入学 する。 隼人「う~んよく寝た❗しかし今日は絶好のバスケ日和だなぁ~❗❗」 隼人が窓を開け外を見ていると下から馴染みの声が聞こえてきた。 「おーい❗馬鹿隼人❗のんきに外見てないで早く支度しろよ❗入学式から遅刻しちまうぞ❗」 誰が見ても美少年としか表現しようがないこの少年は田中直俊。隼人と直俊は小学生の時からの親友だった。遊ぶ時も悪さをする時もバスケをする時も一緒だった。 隼人「わーってるよ❗すぐ行く❗」 そう言い隼人は寝癖だらけの頭をセットしテーブルの上に置いてあったパンをくわえながら制服を着た。 隼人「俺も今日から高校生かぁ~😌」鏡に写った真新しい制服を着た自分にうっとりしながら言った。 直俊「早くしろよ❗ナルシ❗」 隼人「誰がナルシだ💦❗」 直俊「お前のことだ❗お・ま・え❗たく❗早く行くぞ❗マジ入学式から遅刻とかシャレになんねーぞ❗❗ 隼人「本当だな❗早くしろ直俊❗置いてくぞ❗(笑)」 直俊「なんで俺が置いてかれなきゃいけないんだよ❗❗つかマジで置いてくなよ❗❗・・・待ってえ~💦」
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