首都高

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塾講師を終えると大半は、首都高…首都高速道路に乗り、走り込んでいる… 有明… 私達の、陣地…領地みたいなものだ… …2XX9年10月10日…夜… いつものように愛車で有明に居ると、1台の見慣れない車を見つけた…音からするに、エンジンはかけっぱなしのようだ… 北方「…」 車内からは出ず、黙ったまま半ば前のめりにハンドルにもたれながら、見慣れない車を見ていると…ガチャっとドアを開け、車内から出てきたのは男だった…180以上あるだろう身長に、黒のスーツ姿に眼鏡…車とは似つかない服装で出てきた男は、迷う事なく私の車に来た…
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