悠久の詩

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【片想い】   本当は気付いてたんだ。   君の中に僕はいない事に。    君が僕を忘れても、僕は君を待っている。   期待した分だけ痛みは増すけど。   でも信じてる。君があの時見せた笑顔は本物だったと。   全て忘れてしまった君に僕はどう写るんだろう。   でもね。君が僕にくれたものは今も大事にここにあるよ。   君が全てを忘れたとしても、僕は君を守りたい。     君が僕にくれたものは、僕の全てなんだ。   だから僕の命は君のもの。       君が笑顔でいられるなら、僕の人生は君にあげるよ。   記憶の断片の中に輝く、君の笑顔を見つけるたびに苦しくなる。   いつか思い出してくれるかな。     君がもとの笑顔を取り戻せたら僕はそれで報われる。   記憶をなくした君。 永遠の片思いをした僕。   変わらない思い。   僕は君を愛してる。 君を守れるなら、僕の全てを君に捧げます。
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