なまえのないかいぶつ

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「かじやのおじさん、ぼくにあなたのなまえをください」   「なまえなんて、あげられるものか」   「なまえをくれたら、おれいにおじさんのなかにはいって、ちからをつよくしてあげるよ」   「ほんとうか、ちからがつよくなるなら、なまえをあげるよう」     かいぶつは かじやのなかに はいっていきました。
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