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まぁ、幸平がそんな事をする人じゃないけど。
「違っ、そうじゃないの!あたし……その……」
ま、案の定否定したけど。
「その……えっとぉ」
しかし、その先から言葉が繋がらない。
何をそんなに悩んでいるのだろうか。
「言いにくいなら無理に言わなくてもいいから」
私は悩んでいる美穂ちゃんに言う。
しかし、美穂ちゃんは首を振った。
「嫌、聞いて。あたし……」
私は黙る。
美穂ちゃんから出される言葉を待つ。
「あたし、西園の話しを聞き終わった時……」
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