捨てる神あれば、拾ってくれる神サマもいるンです。

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メガネは男が来たことには驚いていなかった。 外を映していたモニターで、近づいてきたエア・カーに気付いていたらしい。 メガネ「それで……あなたは誰ですか?」 ――――― その後の話しで、この船にはメガネ一人しか乗っていないこと。 メガネはある組織に入っていて、その組織がなんとか世界中に食べ物を行き渡らせることは出来ないかと計画していたこと。 その時、月でモチを作っている人がいるという話を聞き、組織がそのモチを使わせてもらおうということになったこと。 ……を男はメガネから聞いたらしい。
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