4568人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は仕方なく料理を手早く済ませた。
<ほら出来たぞ!>
「あー、ご苦労さん。じゃ、仕事してきてね~。」
俺の主人はそういいながら手を振った。
きっと片付けもまたやらされるんだろうなぁ…。
肉体なら過労死決定だな。
そんなことを考えているうちに、屋敷の井戸の前に来ていた。
俺は井戸の側で話し掛け始めた。
<お菊さん。出てきてくれませんか?話がしたいんですが~。>
返事をしてくれない。
まぁ、怨みも深そうだし仕方ないよな。
最初のコメントを投稿しよう!