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あれからどれだけ経つのだろう
美しい思い出だけが
香りと一緒にこの部屋に残ってる
何気無い事で
子供のような笑顔で
笑ってた君と僕
今は記憶の中でしか逢えない
君の笑顔
なぜあの時言えなかったのだろうか
たった一つの言葉が
悔しくて
自分が嫌になった
……ナイフで手首をを切る度いつも君が
夢に出てきて僕を呼び止める
僕は夢の中で叫んだ
なぜ出てくるの?
お願いだから楽にさせてくれ
もう苦しみたくはない
君の所へ行かせてくれ
そしてまた君と笑いたい
手を繋いで歩きたい…
君は黙って僕を抱きしめ
僕は眠くなる
目が覚めるとシャワーの音がした
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