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海に着いておじいちゃんは何をするわけでもなく堤防に座り海を見ていた
俺もその横に座る
「幸斗、母さんを許せるか??」
おじいちゃんの唐突な質問に俺は驚いた
「。。。許せん」
「そうか。。。じいちゃんも許せん!!!」
俺はおじいちゃんを見た
おじいちゃんは泣いていた
ずっと海を見ながら
そして口を開いた
「でもな幸斗、いつかは許せ!!!何年かかってもいい。母さんのことが許せるくらいの広い心を持つんや。海のように広い心を持つんやぞ」
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