eccentric

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「チーン!」 (マンションの6階到着。)   「ピーンポーン!」 (鳴らすチャイム。)   「ガンッ!」 (開いたドアが俺の額に直撃。)   「フラフラ~。」 (よろめく俺。)   「チーン!」 (なぜか開くエレベーター。)   「ドサッ!」 (そのまま尻餅を付く俺。)   「ウィーン!」 (動き出すエレベーター。)   「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!」 (轟音と激震と共に上昇して行くエレベーター。)   「ガクッ。」 (気を失う俺。)   「シーン。」 (どれぐらい過ぎたのだろうか?時間。)   「チーン!」 (月に到着。)   「フワフワ。」 (月面を歩く俺。)   「フガァー!」 (迎えてくれたのはカバ。)       俺は、そこで目が覚めた。セールスマンの俺。マンションに着き、エレベーターに乗り込む俺。   「チーン!」 マンションの6階到着。   「ピーンポーン!」 鳴らすチャイムは目の前の部屋。ドアがぶつからないように少し後に下がる俺。           「ガチャッ!」   驚いたわ。だってあたしがドアを開けると、そこにはスーツを着たカバが立っているんですもの。
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