大桜の下

2/13
前へ
/51ページ
次へ
「あ、あのぉ、今からどこに行くんじゃ?」 大護は茂吉の後ろから、恐る恐る声をかけた。 茂吉が立ち止まり、振り向いた。 「『行くんじゃ?』だと?」 鷹のような形相で大護を睨み付ける。 「う、うわぁぁごめんなさい!行く…んですか!?」 (…マジこえーこのおじちゃん!!!)
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加