途中は嵐

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中に入ると静寂に包まれた。 人がたくさんいるのに、自分だけしかいないような虚無感に襲われる。 「愛、あっち行ってみようよ」 楓が耳元で囁く。 なんとも言えないこの感覚。 あたしは楓について行った。
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