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かえちやんがそっと
仲裁に入った。
か「お家、入ろう」
姉はぐいっと涙を拭うと
つかつか家に入って行った
その後ろをぼんやり
ついていった。
肩にふわりと手を置かれた
か「お父さん怒ってないから
大丈夫だよ」
ぽつりと呟く声が聞こえた
あ「…うん」
別に怒られるのが怖くて
大人しくなってた訳じゃなくて
そのときはなん
でお姉ちゃんが泣いてるのか
意味がわからなかっただけ
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