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家には門限があった
とはいっても、お姉が
夕飯はみんなで食べたい
からって決めた、
なんか習慣みたいに
なってただけなんだけど
一応、それが我が家の
約束の時間。
わたしは素直にそれに
従っていた。
途中で気付いたんだ
※心の声↓
((アレ?
これって夕飯の時間の
事でしょ?
…この時間に帰ってき
てもお姉は仕事だし
普通にご飯無いやん…))
幸い家には母親もいない
門限なんて破っても
あたしを咎める人は
…いない!←
どうせ家に帰っても、
だれもいないんだしさ
自分の為にわざわざ飯
炊くなんて、アホくさッ
そう思ったあたしは
その日、初めて無断で
門限を破ったんだ。
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