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『いい度胸に見事な瞬発力。
気に入った！サクラ、これから
仲間としてよろしくね。』
『さっきと言ってる事、違う気がするけど
面白そうな部署だょ。よろしく！笑
ところで…感染病の治療薬って存在するんじゃないの？』
『感染発見が早ければ対処できるんだけど
感染後1週間経ってれば、それなりの兆候が出てきてるから
治療薬があっても無意味なの。
でも、一番やっかいなのが上級・中級感染者。初級感染者は
衰弱して死亡してしまうけど、中級感染者は人間の全ての
欲望が活動源になってるから、殺人・強盗・誘拐・強姦なんでもするわ。
上級感染者だと完全犯罪が多い。犯罪に美学を感じてしまうんでしょうね。
中級・上級感染者は人間の皮を被った化け物よ。
皮は簡単に剥げてしまう。だから、
一般市民の犯罪者と感染犯罪者を見分けるのは簡単よ。
で、ＤＮＡを味方につけた特上感染者が私たち。』
『…。』
サクラは自分の知らない次元での犯罪に
驚きを隠せなかった。
『まぁ、暗い話しはここまでにして…今日ゎ
サクラちゃんの歓迎会♪飲み行くぞぉ！！』
『あぁ！待って！ちょっと用事済ませてくるから
先に行ってて！場所は？』
『主役が遅いんじゃ意味なぁ～い。けど、早く飲みたいから
先に行って待ってる♪ライジング通りの32番のPHOENIXって
お店に居るから！』
『了解！！』
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