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―捜査一課
『はぁ…』
『ヒイラギ。ため息しすぎ!』
『だって、レン先輩…サクラさんがいないと
なんか気合が入らないって言うか、元気でないって言うか…』
『叶わぬ恋だな…』
『せ!!先輩!何を言うんですか!そんなんじゃありませんよ!!』
『サクラは、諦めろ。諦めたほうが身のため。笑
アイツ、仕事マニアだから。笑』
『誰が仕事マニアだって?』
『さ!サクラさん!!』
『お?来たか仕事マニア。』
『来たか…じゃないよ!レン、今日の夜予定ある?』
『ある!デートだから。』
『どーせ、晩酌だろ?』
『だからなんだよ?何かあんの?夜のお供なら
勘弁しろよ。笑』
『ちげーょ!バカ!今日さ、歓迎会で飲み会なんだょ
帰り、迎えに来てもらおうと思ったけどいいや。』
『サクラさん、僕がお迎えに行きましょうか?』
『ヒイラギじゃ…手におえないな』
サクラとレンが声を揃えて言う。
『手に負えないって…何だか想像するだけで怖いです。』
『ゴメン。サクラ。今日は張り込みがあるからムリなんだ。
今から、準備して行かないと。』
『そっか…なんとかするよ!ゴメンな?
ヒイラギ、射撃の練習行くケド来る?』
『はい!もちろんです!』
そう言うと、サクラとヒイラギは部屋を出た。
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