特別捜査一課

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ラヴは、サクラを ベットに寝かせ帰ろうとした。 『…父さん』 サクラは、ポツリ呟き 涙を流していた。 『ファザコンかょ。笑』 ラヴは小さく笑って 呟いた。 サクラが少し 目を覚ました。 『ラヴ…?もう帰るのか? 泊まっていけばいいのに…』 少し淋しげな声だった。 『淋しがり屋だね。笑』 ラヴは、サクラの頭を 撫でて眠りにつかせた。 その時、サクラの マイクロカードがコールした。 [もしもし?サクラ?] 『あ…サクラなら寝てますょ。』 [あ…もしかして、サクラと同じ部署の?] 『はい。』 [そいつ、一人じゃ寝れないから、よろしくな?今まで、俺たちと張り込みとか仕事で一緒だったからよかったんだけど、部署が変わると、それも出来ないからさ…] 『大丈夫ですよ。面倒みますから。』 [じゃ…よろしく] プープープー 『一人じゃ寝れないって…どんだけ?笑』
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