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先輩は凄く頼りになる。
この人の前では泣ける。
なぜかはわからない。妙に安心するんだ…
「なら、他の女と付き合って、壘ちゃんの反応確かめてみれば？」
はっ⁉
先輩なに言ってんだ⁉
他の女と付き合う⁉
壘ちゃんの反応を確かめるために？
「んなことしなくても、ふったら泣いてたからわかりますよ…」
俺はそう言ってその場に先輩を残したまま屋上に向かった。
―屋上―
はぁ～…
なにやってんだよ俺…
なんで俺みたいなやつがモテるんだよ…
本性を知らねぇからか⁉
どっちにしろ、今日早退しようかな…
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