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河瀬壘、失恋してしまいました。
一度はOKもらったんです‼でも…
「ごめん、付き合うの無しにして」
先輩の言葉が頭の中に響いて、何度も私を地獄に突き落とす…
「各務先輩から聞いてて、ふられるの覚悟してたはずなのに…」
教室で窓をみながら独り言を言っていると…
「るーいっ🎵暗いわね?どしたの」
「宮ちゃん…」
彼女は宮城嶺華(みやぎれいか)。通称宮ちゃん。
この高校に入ってから出来た友達だ。
宮ちゃんは私が狩谷先輩を好きな事を知っている…
私はさっきの事を話した。
「そっかぁ、それで元気ないんだね…」
「早退したいなぁ…」
「すれば?どうせ勉強なんて頭に入んないでしょ?」
「うん…………そうする」
私は教室をでて、保健室に向かった。
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