襲撃

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「能力使えるなら使ってみな。使った瞬間、てめぇは丸焼きだ」  竜司だった。彼の手には台所にあったのだろう。食用油の容器が握られていた。 「あらぁ。困ったわねぇ」  女は相変わらず間延びした声で小首をかしげるとポケットに手を差し込んだ。 「燃やせなくなっちゃとたぁ。でも…」  女の手にはナイフが握られていた。 「殺すのは問題ないわぁ」  ガッ❗
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