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一瞬目眩がした。
このまま悩殺されそうだ。
「あ、あ、あ、あ…」
「あぁヒデ君か。どうしたの？何かわからないことでもあった？」
「いや、あの…その…」
「あ、ごめんねこんな格好で。お風呂出たばっかりだから」
梓さんの姿はバスタオルを一枚巻き付けただけの、最高までの軽装。
と言うか軽装と呼べるのか？何と言うか裸に近い。
バスタオルの上部からはみ出るほどのボリュームのそれ。
柔らかそうな肌。足下もミニスカのように短い。
「とりあえず上がってよ」
僕の手を掴んで中へ引き入れる梓さん。
今にも鼻血が出てきそうだ。
「ちょっと汚いけど座って。私着替えなきゃ」
「いえいえ是非そのまま…あ、冗談です。気にしないでください」
ついつい口走ってしまった。僕は今どれほどのマヌケ面をしているのだろうか。
これじゃあただのエロ少年になってしまうではないか。
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