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それは避けたいが、欲求がその扉を開けたいと促している。
自制心がそれをやめろと止めている。
僕はどっちに転がればいいのだろうか。
「う~ん…難しい…」
ガラッ
「うわぁっ!」
突然扉が開かれて僕は驚いて腰を抜かした。
「どうしたの?」
「え?いやぁ何でもないですよ…」
まぁなんとかその場は自制心が勝利した。
そして僕は今、梓さんとデート…いやいや、買い物に出かけたのだ。
ちなみにどうして梓さんと行ったのかというと、僕がこの町のことを全然知らないからである。
それに、梓さんと一緒にいたかったからだ。
どっちかって言うとそれの方がメイン?
何はともあれこうやって近くのコンビニにやってきたのだ。
「はい、ここが一番近いコンビニ。コンビニの前でたまったりしないように」
梓さんはお姉さんだけど、顔はどこか幼い。
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