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(一美さんかぁ…綺麗だなぁ…)
一美さんはやっぱり部屋で会った時と同じように、容赦ないほどの美人だ。
今まで見てきたすべての人類より飛び抜けている。
と言うよりこんな完璧な姿がいていいのか?
これはあくまで僕一人の見解であるから、他の人から見ればそうでもないかもしれない。
人はそれぞれタイプが違うから。
まぁでも僕のタイプにはど真ん中直球ストライクであるのは間違いない。
心臓はいつ爆発するのか不安だ。
「あ、よ、よろしくお願いひます…」
緊張してうまく口が回らない。
「二人してどうしたの?」
「あぁ…実はですね、どうもこの子が私のことを好きらしくて。是非買い物に付き合ってほしいって言うので、ここまで来てしまったというわけです」
何とも勝手な事を言う梓さんだけど、決して間違っているわけではないので僕は何も言い返せない。
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