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進んでたどり着いた場所は脱衣場。まぁお風呂に入るんだから当たり前だ。
だけどそこは無意味に広い。まるで一ホテルの大浴場の脱衣場並だ。
「すっごいなぁ…金かけちゃって…」
そんな独り言を吐き出した後、脱衣場に人がいるのに気がついた。
こ、この展開はまさかのドッキリな展開に!
………
ならなかった。
「あ、こんばんは…」
「ん?あぁお前か…」
そこにいたのは素っ気なさが売りのあのギャル男だ。
名前は…なんだっけ?もう覚えてない。
「じゃあな。風呂は十二時までだ」
「あ…はい…」
ギャル男は着替えを終えて風呂場から出ていく。
やっぱり素っ気ない。これから暮らしていく上でうまくやれそうにない。
まぁギャル男はどうでもいい。適当に相づち打ってれば問題もなさそうだ。
僕は誰もいない脱衣場の中で服を脱ぎ散らかす。
そして鏡でその肉体を見た。
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