異形の者

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「なんなんだ!?この液体は!?」 豪は液体の付着した部分を拭いながら言った。 「普通の水みたいね。肌に浸いてなにも起こらないところからして…」 葉苗が液体の付着した部分を触りながら言った。 素晴らしい分析力だ。 「とりあえず、先に進みましょ。」 と、葉苗が進み始めた。 豪も後を追うように進んだ。 通路を通り階段を登り、一階から二階へ進む。 どうやら、敵に遭遇せず、安全に移動できたようだ。 「着いた。入って下さい。」 と、言うと葉苗は部屋の扉を開けた。
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