漂着。

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僕は力無く…… 長介はもぉこの世にいないことを思い出して、切なくなっていた…。 フと気がつくと目の前にボンヤリとした島のようなモノが見え、 僕は20代の大人が迷子になって歩き疲れた時の財布に入っていた50円玉と2枚の10円でカップのジュースを買った瞬間位のなけなしの力を振り絞ってその島を目指した。
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