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冬の地球のアメリカのニューヨークのホテルの一室のベッドの上。
「ね、ねぇ、ミッシェル………。」
「なんだい、良子?」
「顔が見えないわ………毛で」
「例え顔が見えなくても心は繋がっているじゃないか……」
「いや!私はミッシェル、あなたの顔が見たいの!!!!」
「ぼ、僕、毛を剃る気はない!!!!」
「だって………だってあなた 毛虫みたいじゃない!!!」
「な、なんだって?シャイなだけでそこまで言うなんて ………良子なんて何がいいのかわからん 脱毛なんかして」
「ミッシェルの馬鹿!ミッシェルなんて死なない程度に苦しめばいいのよ!ぶひっ!!!」
どじゃぁーん←効果音
ミッシェルはショックのあまり円周率を忘れていた…………
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