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眞宵は不思議に思いながら、便箋を持ってベッドに座わった。そして、最初の文を読む。
《ゲームへのご参加おめでとうございます》
『ゲーム…?』
眞宵は封筒を見つめたまま呟いた。
それにおめでとうって…すごく幸運なのかな?あたし…。
眞宵は首をかしげ、続きを読んだ。
《ゲームは○○ビル3階にて3日にわたり行います。
ルールは簡単。
会場に集まったプレイヤーの中に一人『主催者』すなわち『X』がまぎれこんでいます。あなたには3日の間に『X』が誰なのかを見破ってもらうのです。
正体がわかったら会場にある専用の装置にプレイヤーが個々にもつNo.のなかで、自分が『X』だと思ったプレイヤーのNo.を入力してください。
そしてそれが“当たり”の場合、その場で賞金を支払い、お帰りいただきます。
しかし、それが“はずれ”の場合…》
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