2月18日

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《その場で関係者の者があなたを殺害します》 『きゃっ…』 眞宵は小さく悲鳴をあげ、便箋をベッドの上に放った。 何…なんなの!殺されるって…どういうこと! 眞宵は深呼吸をして息を整えた。 それから震える手で封筒をつかみ、続きを読み始めた。 《なお、この封筒が届いている時点でゲーム参加への拒否はできません。ちなみに付き添いなども許可しますが、その方もゲームへ強制参加させていただきます。 もしも3日の内に『X』の正体を暴けなかった場合でも、殺害させていただきますのでお気をつけください。》 しばらく、しんとした空気が流れた。 『……やだ……』 眞宵は震えて、涙が出てきた。 怖い。 殺される……! どうしたら… どうしたら… その時、もっと絶望的な文が目に入った。 《『X』はゲーム中予告をしながらプレイヤーを次々に殺害していきます。残ったプレイヤーは殺人時のアリバイなどをヒントに考えてください。殺害されそうになった場合阻止してもらってもかまいませんが、無駄なことなので極力控えたほうが賢明です。》 『…』 眞宵は何も言えなくなった。 ゲーム開始まで、あと2日。
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