病院

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僕の病室は202号室 僕の他に患者が二人いた 一人は僕よりも少し幼そうな少年 もう一人は僕の親友であり、さっき僕と一緒に事故に遭った  伊豆川 直武   伊豆川は僕に気付くと声をかけた 「斎藤!お前無事だったんだな よかった」 伊豆川は見た目腕を吊ったり、松葉杖を使ってない僕を無傷だと思ったのだろう 「ああ でも打撲の箇所が多いのと、念のためということもあって2週間程入院しなきゃならない お前その足はどうしたんだよ」 僕はそういって伊豆川の固定している足を指差した
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