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「あ~めんどくせぇ😖」
竜之介は不機嫌だった。
「仕方ないよ😓
こればっかりは」
それもその筈だった。
何故なら今日は竜之介が大嫌いな登校日なのである。
「夏休みなんだから休ませろっての‼😖」
「そうだよね😖
でも行くしか無いよ。」
「よっ‼素人探偵
彼女とイチャついてんのか?」
啓太が言う。
「アホ😒ちげぇよ」
「え⁉ち……違うよ」
華夜は慌て言う。
「で、何のようだよ😒」
「さすがに物分かりが早いな😃
実はバスケット部が人手不足だから協力してくれる奴を探してくれって頼まれてるんだ。😓
ほら、お前運動神経良いだろ?」
「断る。😒」
「俺が入ってもあと一人足りないんだ‼な~頼むよ〓」
「そんなめんどくせぇ事誰がするかよ😒そんな事するぐらいならゲームするか小説読むかする方がマシだ。😒」
「名探偵はこんな困った人間を見捨てるのか?😭
そりゃ無いぜ主人公‼」
「あのな~😒
バスケと探偵じゃ接点まるで無いだろうが😒」
「でもせっかく運動神経が良いのに使わないなんて損だろ。
他の部からも誘い来てるんだろ?」
「めんどいから全部蹴ってるけどな😖」
「確かにせっかく運動神経が有るのに今まで全く運動系の部活に入った事無いよね😓」
啓太の言葉を聞いて華夜が口「勿体無い‼
実に‼
勿体無い‼
俺なんか運動神経が乏しいから彼女もいないんだぜ?」
「俺だって好きで運動神経が有る訳じゃねぇよ😒
生まれつきだ😖」
「クソ~😖使わんのならその神経よこせ😱」
「無理だよ😒」
「なあ本当に頼むよ〓
この試合だけで良いんだ。
今日の試合だけで良いから……マジ頼むよ😢」
見ると啓太は泣いている。
「何泣いてんだよ😒」
「ねぇ竜之介、なんだか可哀想だよ😔」
「……仕方ねぇな😒
華夜には借りが有るしな😖
その華夜が言うんじゃ仕方ねぇ😒」
「ありがとう😭
恩に着るよ‼」
啓太は嬉しそうに竜之介の手を握った。
「ったく……😒
今回だけだからな。」
「竜之介って素直じゃないだけで実は優しいんだよね😃」
華夜はニヤニヤしながら言う。
「うっ……うるせぇ‼😖」
こうして竜之介は1日だけバスケット部に協力する事になったのであった。
でもこれが…事件の始まりになるなんて誰が予想しただろうか?
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