Armor

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「ずっと俺の中にいて良いよ。夢が居なくなるなら死ぬのと一緒だから…」 「断るに決まってるじゃない。私は誰ももう…」 そう、誰ももう殺したく無いの…。 「夢…?」 鎖をほどいて覗き込んできた貴方の顔に、ツキンと心が少しだけ痛んだ…。 「もう寝よう?明日は倖も仕事でしょ?」 納得のいかない顔してる貴方の唇に触れるだけのキスと安らかなユメを贈ろう…。 大丈夫、倖をあの人みたいに不幸にしないから…。      
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