昌雪姫2

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城を追い出された(?)昌雪姫は、森の中で途方に暮れていました。 昌「ひとまず、なんか小屋みたいなとこ探さなきゃな。物語上。」 そうして、森の中を歩き回っていると、 妖精A(猿鬼)「あっ、孫だ✨」 妖精B(一つ鬼)「孫だ孫だ✨」 妖精C(竜鬼)「おーい。孫ー✨」 森の妖精達が現れました。 昌「孫、言うな‼それに、今の俺は昌雪姫だっ。」 C「まさゆきひめぇー?何だそれ。」 B「知らねぇー。」 A「何かの妖怪とかじゃねぇの?」 昌「あのなぁ…💧今皆で劇をやってるんだよ。昌雪姫は俺の役柄。」 ABC「???」 昌「……💧もういい。」 B「そういや、今日はお姫は一緒じゃないのか?」 A「お姫に会いたーい。」 C「俺も俺も✨」 昌「ん、彰子?確か彰子も(無理矢理)この劇にでてるはずだけど…。小人役かな?」 A「というか、なら普通お姫が姫役じゃないのか?」 B「うんうん。」 C「なんで孫が姫?」 昌「しょうがないだろー。じい様が勝手に決めたんだから。文句ならじい様に言え。」 A「晴明に文句は、無理。」 B「万が一払われちゃたまんないもんな。」 昌「あそ…💧」 A「お姫のドレス姿見たかったなー」 B「見たかったなー✨」 C「孫のドレス姿見てもなー」 A「ある意味おもしろいけどやっぱりお姫がいいなー。」 昌「あーもーうるさいうるさい。だいたい、俺だってこんなの着たくないし、できれば彰子のが見たかった…ってちっがーう‼」 B「あ、孫顔あかーい。」 A「あかいあかーい。」 C「孫、おもしろーい。」 昌「うぅるっさい‼そして孫って言わない‼」 C「だって孫は孫だもんなー。」 B「なー。」 昌「ったく、はいはい。とにかく俺は忙しいの。だからもぅ行くな。」 A「えー。孫まだ潰してなーい。」 BC「なーい。」 昌「潰さんでよろしい。じゃぁなっ。」 こうして雑…妖精達と別れた昌雪姫はまた森の中を歩きはじめました。
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