昌雪姫3

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そこには、 ボンボンのついた三角帽子に、若干フリフリのついた衣装を身にまとった… 青龍がいました。 昌「‼‼‼」 も「あれだけはごめんだ。」 小人(青龍)「…💢」 昌「っ、せい…りゅ…なに…そのかっこ…ブッ(爆笑)」 青龍「…殺られたいか?」 昌「すみません。」 太陰「…💧それにしても、なんで青龍のだけそんなにフリフリがついてるのかしら?私達のにはそんなについてないし…」 天后「そういえば、昨晩、晴明様が面白いからってつけていらっしゃいましたよ?」 白虎「晴明……💧」 青龍「…💢💢」 太裳「大丈夫です。なかなか似合っていますよ?✨」 青龍「💢💢💢💢」 昌「…💧まぁ、この劇終わったら脱いでいいから💧」 青龍「当ったり前だ💢こんな劇早く終わらせるぞ💢」 昌「…💧」 微妙に険悪(?)な空気が流れる中、この二人だけは違った。 朱雀「全く、短気な奴だな。それにしても天貴、いつも美しいが、今日はいつもよりまして美しいぞ✨その衣装もよく似合ってる✨」 天一「ありがとう、朱雀♥朱雀もとてもよく似合ってるわ✨」 朱雀「いや、天貴ほどこの衣装を着こなす者はいないぞ?」 天一「そうかしら?」 朱雀「そうだ✨まぁ、この衣装に限らずどんな衣装でも天貴は着こなせるだろうがな✨」 天一「ふふ✨うれしいわ、朱雀♥」 朱雀「天貴が嬉しがるなら何回でも言ってやる✨」 天一「ありがとう✨私も朱雀の喜ぶ事ならなんだってするわ✨」 朱雀「天貴…」 天一「朱雀…」 玄武「…これは…、止めなくていいのか?💧」 も「放っておけ。この二人には手がつけられん」 勾陣「止めてもまた始まるだろうからな。したいようにさせておけ、玄武」 昌「……なんか完璧にこれが劇だって事忘れてる気がする……💧」 そんなこんなで、昌雪姫は小人達の家においてもらう事になりました。 昌「なんだかんだいって、結構語り手も適当だよね…。」
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