第1章 ドラクの悲劇

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だが、学者は『なんて事をしたんだ!轟我のおかげで村は守られていた様なものなのに!作物が採れなかったのは代償の様なものだったんだ!』と怒りながら言う。 『な…んだと…』村人は力無く崩れ落ちた その話はすぐにドラク村中に広まった。 それから、恐怖が村中に漂った。 龍騎達が村から離れてから数時間後、また、漆黒の男が来た。 今度は大勢の武装をした人たちを引き連れて村に入ってきた 村人は『ここには龍はいないっていったじゃないか!何しにここに来たん・・・』 『だまれ!パチン!』 言葉を遮るように低い声と共に指を鳴らした 直後 『ガォン!』 『ぎゃぁぁ!』 銃の様な武器で村人は殺されてしまった…。 『何ごとだぁ!』と他の住民が集まってきた。 学者が前に立ちその男質問をした。 『あんたは何もんじゃ!何故この様な事をする!』 『クククッ!まぁ、おまえらはすぐに死ぬが教えてやるよ!俺の名は、ゲドン だ!そこで死んでいやがるやつが俺にガセネタをよこしやがったからなぁ!殺してやったんだよ!フハハハハハ!もう良い、この俺を怒らせた罰だ、この村ごと消してやるか~?!クククッ!』 『この馬鹿め!正直に言っていれば皆助かっていたのに…』 他の住民が一斉に 『殺されるぅ!』 『逃げろぉ!』 と泣き叫び逃げ回った。
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