第2章 悲しみと仲間との出逢い

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ドラク村で大惨事が起こってる時、龍騎と轟我は地図を片手に歩いていた その時、轟我はなにかを感じた。 龍騎はそれに気付き聞いた 『轟我、どうしたの?汗なんか欠いて、何かあったの?』 『いや、言いにくいんだが… 今、ドラク村の人々は全員殺された…。』 『そんなぁ!?僕達が村を出てまだ半日たってないんだよ?』 『本当だ。ドラク村のにおいが消えた。だが、知らない者のにおいが残っている。』 『なんで…!(泣) 昨日まで…、昨日まで皆が元気に仕事をしていたのに!たった数時間で村が消えるなんて…!(泣)』 その場で龍騎は泣き崩れた 『龍騎、何をそんなに悲しんでいる?あの村はお前を追い出したんだぞ。自業自得だ…。だから普通なら喜ぶべきじゃないのか?』 『それはそうだけどさ…。あの村は僕の故郷なんだよ。だから…。』 龍騎は涙目になりながらそう呟く… 『……フン!人間というのは難しいものだ!私には理解ができないな』
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