いつか2人で

　｢おはようございます！｣ひとたび学校の門をくぐると、沢山の下級生の女の子達が私の側へと駆け寄って来た。何故か私は後輩の女子達から人気を集めていた。｢おはよう｣私がそう微笑みながら言うと、後輩達は嬉しそうに手を振ってくれる。そしてそのままその場を去って行くのだ。今となってはこんなこと日常茶飯事だった。いつからこんな生活になったのだろうか…… 　

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