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翔太は絵里香にもう1年以上片思いをしていた。
告白かぁ・・・。
そんなの簡単にできたらこんなに悩まないっつうの!
絵里香は俺のこと微塵も思ってないみたいだし。
玉砕されるのなんて目に見えてる。
でも、こんなチャンス二度とない。
この2週間でなんとかしないと。
「終わった?」
絵里香が教室に入ってきた。
「ん~、もう少し」
「じゃあ終わったら言って」
そう言うと絵里香は翔太の前の席に座って携帯をいじり始めた。
こんなふうに携帯いじってても勉強できるんだもんなぁ。
脳みそ交換して欲しいよ。
翔太はコーラを飲みながら絵里香の携帯を覗いた。
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