*…どうした俺…*

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 すると、木下の携帯がなりだした。なんと、タイミングがいい。 木下は、最初慌てていいが、携帯を開きメールなのか、見てほっとしている。  そして、カチカチとボタンを押す音が聞こえてきた。 (やっぱりメールかぁ、でもどうしたんだろう、こんな夜中にメールなんて)  俺は少し心配になって、聞いていた。 「何かあったのか?」 「いいえ、別に」  木下は普通にしている。 「私、どれぐらい車に乗ってます??」 「1時間」 (多分、それくらいだった気がする)  確かではなかったが、そう答えておいた。 「ごめんなさい。ってここどこですか??」 「大丈夫、大丈夫。もう、木下の家に向かうから」  何処か自分でも良くわからなかった為、話しをはぐらかした。 「なんか、懐かしくて、プラプラしちゃったよ~」  なんて、どこかわからないなんて、死んでも言えない。  運がいいことに、しばらく走ると大通りにでたので、何処なのかわかった。  バックミラーに写る木下は眠そうで……。  家の前につき、木下は車を降りた。 「ありがとうございました」  ペコリと頭を下げる姿はやっぱり可愛い。 「いいよ、きにすんな」  
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