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田中『その4人とは?』
ハーンズ『そこのベンチの辺りにいるのがそうだ。』
ハーンズはベンチ付近を指さした。
ハーンズ『左から村井武さん、ヘンリー・ワラリーさん、柿崎利恵さん、非徒頃氏茶宇世さんだ』
田中『最後メチャメチャ怪しい!!』
ハーンズ『ほう。なぜかね?』
田中『なぜってどう考えても人殺しそうじゃないですか!』
ハーンズ『君! 見た目で人を判断しちゃいけないよ!』
田中『いや見た目じゃなくて名前ですよ! あんた絶対分かってるでしょ!』
ハーンズ『なにを言ってる? まったく……よくそれで警部の助手が務まるものだな』
田中『あんたこそよくそれで探偵務まるな!』
ハーンズ『ふっ……言ったね? あいにくだが……もう謎は解けたよ』
田中『えっ?』
ハーンズ『君、名前なんていったかな? 覚えづらいから鳥の巣って呼ばせてもらおうか』
田中『いやいや1、2を争う覚えやすさですよ? 田中ですよ、田中。ていうかどっかのバカと同じようなこと言わないで下さい』
ハーンズ『まあなんでもいい、とにかく関係者を集めてくれないか。私は準備するものがある』
田中『……はい。分かりました』
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