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そんな日が続く中
授業も終わりハルは靴箱んとこでローファーに履き替えていた
バンッと靴箱の扉を閉めると、後ろから肩をトントンと叩かれる……
ハルはまたあいつかぁ…と思いながら振り返ると全く知らない女の子が立っていた
肩に付くか付かないかの髪
身長は……まぁ一般的?
まぁ、、、、
あいつよりは小さいか……
化粧も薄めでいかにも清楚です!みたいな容姿だった
取り敢えず何か返事しなきゃと焦った結果
ハル『へ?』
自分でも自覚する位間抜けな声が出た
『あっ、あのー、、、』
モジモジして、うまく話せない女の子の後ろを見ると2人の女子がニヤニヤしながらこちらを見てるのが視界に入った
ハル(あぁ……なるほど)
自慢じゃないけど、こういうのは初めてって訳じゃなかったので、その時点で大体予想はついていた
ハルはこんなベタな展開って意外にあんだよなぁって他人事の用に思っていた
『あの、ごめんなさい!彼女っていますかっ!!!?』
ハル(やっぱりね……)
まぁ、初めてではないにしろやっぱり緊張するものはする
ハル『いやぁ……んー、いないよ?』
照れくさくて微妙な返事をすると女の子は『え?』って顔して、そのあとパァッと明るい笑顔に変わった
『あ、ああの友達になりませんか!?』
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