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俊にとって私は何―?
ただのHする道具?
私は俊の偽りの彼女だったんだ。
それなのに..
俊を好きな自分。
笑えてくるよ――
馬鹿みたい。
「ッ―…ウゥ゙..グスンッ
やっぱりもぅ無理―…」
ガラガラガラガラ―…
閉まっていたカーテンが開いた。
「萱嶋?なんで泣いてんの?」
聞き覚えがある声..
私の目の前に立っていたのは本田だった。
「ほっ…ほ..んだぁ....
何しにき..だのぉおお」
泣きながら本田に聞いた。
「いやっ..お前早退と思って鞄持って来てあげたんだけど。」
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