第一章

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「おぅ、そうだよ!」 私は愛想よく挨拶した。 「こんにちは!俊の弟君?」 声も高めに‥ 「あっはい!! 俺大ファンなんですよ」 と言って私の手を握る.. 「うッ―…」 みじんこ男に手を握られた!? 亜美の私だったら すぐ突き飛ばすが 今の私はあユちゃんだからそれはさすがに出来なかった。 「あっそうなんだ。 ありがとう★」 「サッ‥サインもらってもいいすか?」 「おい翔太!!」 「お願いしますよ」 私はそれもすんなりOKした。 そしてサインを書く。 「はい、どうぞ」      
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