第一章

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余りにもひつれいすぎる.. クラスの奴むかつく!! 「でもさあ~ 前髪あげたら似てる」 そう言って私の前髪を本田は強引にあげた。 バレる―… 本田の手を振り払う。 ガッン― 机をたたいた。 「辞めて下さいっ!! 私はあユちゃんに似てないですから!!」 そう言って苛立った私は教室を出ていった。 屋上へ行く。 屋上は誰もいなくて唯一私の安らぐ場所。 いつも 悲しい時も.. 嬉しい時も.. むかついた時も.. 屋上で見る大きな空が忘れさせてくれるんだ.. だからここが好き。     
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