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犬を飼う前に､親から飼育本を数冊渡された｡
昔の教訓を忘れていたのか､当時は飼育本はﾍﾟﾗﾍﾟﾗ程度しか読まなかった｡
この頃から､隣街にあるﾍﾟｯﾄｼｮｯﾌﾟに希に向かう事になる｡
飼う種類の相談や手配､それが私の未来に変化をもたらすとも知らずに…
ﾁｬｯﾋﾟｰのﾋﾈｸﾚ?は､はなかなかな物だった…
食わず嫌いが激しく､ﾄﾞｯｸﾌｰﾄﾞはすぐに飽きる｡
その度が過ぎ､残飯がないと食べない｡
(今思うと…食べないと､何か混ぜると覚えただけだろうが…)
犬小屋があるのに､ｽﾇｰﾋﾟの様に雪の積もった屋根の上か､犬小屋の外でしか寝ない｡
私が母に家を追い出され､仕方なく犬小屋に入った時｡
こういう時は､一緒に犬小屋に居てくれた｡
散歩したり､雪の野山を掛けた｡
今考えると､多分色々と人を見ていたのだろう｡
その為､多少は手を焼く性格だった｡
だけど､私に対してのﾁｬｯﾋﾟｰは､とても従順だった…
10月ごろから3月頃まで…
短い間だったが､ﾁｬｯﾋﾟｰに色々と学んだ気がする｡
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